街中の本屋でふと目についたボールペン。それがHelveticaだった。
細めのボディにはほとんど装飾はなく、ノック部分からクリップ、ペン先に至るまで全て黒一色で統一されている。唯一の装飾的要素である「Helvetica」というモデル名の刻印もクリップに黒で示されているという徹底ぶりである。
クリップの根本部分にはボールペンかシャーペンかを示す「BP」または「0.5」という文字があるが、ここだけグレーになっている。これはボールペンかシャーペンのどちらであるか一目でわかる上に、デザインのアクセントにもなっている。ちなみに色は黒の他にも白、グレー、赤の4色で展開されているので好みに応じて選ぶこともできるが、私はやはり黒が断然かっこいいと思う。
全体的に細身でかなり持ちやすいが、真鍮製のボディによって見かけよりもしっかりした適度な重量感があるので、慣性にまかせてスッと滑らかな線が引ける。
私は比較的手が大きい方なので若干指があまり気味な気がしないでもないが、支障が出る程でもないので特に問題ない範囲だった。手が小さめな人や女性ならちょうどいい持ちやすさなんじゃないかと思う。
書き心地も気に入ったが、何よりシンプルで潔いデザインが最高だったので久しぶりに衝動買いした一品だった。これは他のシリーズも気になる。いいもの見つけたなー。
ちなみにAmazonではこのHelveticaの単機能ボールペン、シャーペンは扱っていないようで少し残念。大きめの本屋などに行けば売ってるかもしれないが、伊東屋の公式サイトでも取り扱いがあるのでそっちで注文するのが確実かもしれない。
Helveticaにはボールペン(黒・赤・青)+シャーペン一体型の多機能モデルもあるので、持ち歩くペンの本数を減らしたいという人はこちらもチェックしてみてはどうでしょうか。こっちはAmazonでも取り扱いがある模様。